気管支炎の様々な原因
大気汚染、その他
大気汚染による気管支炎は慢性気管支炎とされます。また、喫煙と同じように慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)に分類されます。喫煙と同じように、有害な粒子やガスを吸入したことによる、気管支の機能低下する疾患です。
石油の燃焼によって生じる亜硫酸ガスや硫酸ミスト、石炭、炭素などの浮遊粉塵のほか、自動車の排気ガスに含まれる一酸化炭素、二酸化窒素や、光化学オキシダント、各種化学工場の排煙などの中に含まれているいろいろなガス、窒素酸化物などのよって大気が汚染される場合、気管支や肺に傷害がおき、気管支炎などになります。
このような大気汚染による慢性の呼吸器障害は、以前日本の各地でみられました。四日市など工業化の進んだ各地で公害病として、気管支炎や喘息が多発しています。急性の呼吸器障害は、四日市ぜんそくと呼ばれるような、気管支ぜんそくが多いです。しかしこの大気汚染による呼吸器障害には、鼻炎、咽頭炎、喉頭炎などの上気道炎もかなり多く含まれています。
いくつかの要因から発症することが多く、日本では、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の合併症で起こることもあります。体質や加齢、などからも起こることがありますが、はっきりとしたことは分かっていません。女性より男性の方が発症率は2.5倍と高いです。
その他の有害ガスとしては、化学薬品を取り扱う人、建築現場で働く人、鋳物をつくる人、溶鉱炉で働く人、羊毛や木綿を扱う人、油を使う料理人など、いつもホコリや有害ガスなど長期にわたりに吸い続けている人などは慢性気管支炎にかかることがあるとされています。