気管支炎の種類

ひまん性汎細気管支炎

ひまん性汎細気管支炎Diffuse panbronchiolitis; DPBは、副鼻腔気管支症と合併があることが多いとされています。肺胞の空気を送るために必要な、細気管支の原因不明の慢性の炎症により、呼吸機能障害を起こし、息切れや咳や痰や鼻水などの慢性の症状からなる疾患です。


発症率に男女差はないが、発病年齢は、若者から中高年まで様々ですが、とくに中高年が多いとされています。東アジアに多いとされ、中国人、韓国人、日本人が多く発症し、白人の発症率は少ないとされています。


原因ははっきりとされていないのが特徴ですが、遺伝や体質などで起こるのではないかといわれています。難病であったひまん性汎気管支炎も今は症状がよくなることができるようになったようです。ひどくなると気管支拡張症や慢性呼吸不全になることもあるので注意が必要とされています。


痰が多く出て喘鳴(ぜんめい)ゼーゼーする呼吸音も聞こえることがあるため、気管支喘息とまちがわれそうになる場合があります。細菌が感染すると、痰の量が多くなり、膿性となります。痰の他には運動作業時の息切れなどの症状があります。


似たような症状としては、気道が慢性的にふさがってしまう慢性閉塞性肺疾患や、アレルギーが原因で気道が炎症でふさがる気管支喘息(ぜんそく)、間違われやすいとされる気管支拡張症、閉塞性細気管支炎、インモータイル・シリア症候群などがあります。副鼻腔気管支症と合併することがあるので、蓄膿症などで耳鼻科にかかっている方は、呼吸器内科も受診したほうがよいとされています。