気管支炎の予防
禁煙
喫煙は慢性気管支炎の原因ともいわれているので、喫煙の本数が増えるほど、症状が現れるといわれています。また、タバコが原因によって一番なりやすい疾患が、慢性気管支炎といわれています。
タバコが原因といわれる症状については、タバコから出される煙による刺激で痰が絡み、咳が出やすくなり、強い咳や煙の刺激により粘膜や線毛が傷つき、気管の機能が低下し、症状が悪くなるとされています。
タバコが1日20本以上で慢性気管支炎になる確率は非喫煙者の4倍、一日20本以上の喫煙による肺がんの死亡率は4.9倍、受動喫煙による小児の慢性気管支炎の発症率は、両親が吸わない家庭の2倍となっております。受動喫煙者とは、喫煙者の側で煙を吸ってしまう人とされています。喫煙者の死亡率は吸わない人の死亡率を1.2倍~1.7倍上回っているとされています。
またタバコを吸いはじめる年齢が若いほど、肺がんなどの死亡の危険も高まっているとされています。慢性気管支炎の予防のための禁煙だけでなく、一番有効な治療の手段だと重要視されています。また再喫煙者(一度禁煙して再び喫煙した)による、急性気管支炎、肺炎などもあるとされています。
タバコの煙にはたくさんの有害物質が含まれており、それが気管や肺に炎症を起こすといわれています。慢性気管支炎は、肺気腫や気管支喘息などとも併発していることもあるので、COPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼ばれる症候群の一つとされていますが、禁煙をすると、慢性気管支炎だけでなくさまざまな疾患の改善につながるとされています。